02話 就職は?!

離婚決意からの生活


さぁ、お仕事をさがさなきゃ。でも私には何もない。
まっさらな状態、ゼロからのスタートです。


まず、ハローワークでゆっくり時間をかけ営業の仕事を検索しました。
条件等、比較的子供の行事に参加できそうな・・・

そんなものは求人票では全くわかりません。

とりあえず以下の条件を中心に考えました。
・家から車で30分以内で勤務できる会社
・車通勤OK
・休日はある程度自由に決められる
・月収入が手取り20万円ほどになる。


じっくりと見ていく中で、年齢制限ギリギリでクリアできているところで以前から興味のあった業種の求人を見つけることができ、早速職業相談窓口へ。

その時の私は、その企業にとって採用するメリットとなるところは正直ほぼほぼありませんでした。
 〇未経験であること
 〇すでに40歳を超えていること
 〇約20年間パート勤務しか経験がないこと。
メリットと考えるとすれば1点のみ。
営業の経験があること。ただただそれだけです。
とはいっても、その経験も約20年前のことです。
約20年前、私は広告代理店で営業の仕事をしていました。
営業経験があるといっても20年ものブランクがあると時代も違う。
そして当時は企業向けの営業。今回応募した企業は個人向けの営業です。
やり方、考え方も全く違っているはず。
少し考えてみるだけで様々な不安ばかり頭に思い浮かびましたが、そんな中、私が応募に至った理由は簡単です。

私は「生きていかなければいけない。そして子供二人のためにお金を稼がなくてはならない」
これだけは明確でした。
この理由が無謀だと思う自分の気持ちを押し切り行動させたと思っています。

まず書類選考からでしたので、まずは履歴書、職務経歴書をしっかり仕上げ送付しました。
履歴書、皆さんはどのように書きますか?
私は必ず手書き」です。
今はパソコンで仕上げるのが当たり前の時代だそうですがやはりそれでは
気持ちが伝わらばない、古い考え方かもしれませんが私は思うほうで。
そのため履歴書は手書き、職務経歴書はあえてパソコンで仕上げます。
(私なりの履歴書の仕上げ方、ポイントは「私ルール履歴書の仕上げ方」でじっくりご説明しておりますので気になる方は、当ブログのカテゴリ「お伝えしたいこと」の中の「私ルール履
歴書の仕上げ方」をご覧ください。)

書類を送って3日後、電話があり面接をしてくださるとのことで面接の日程が決まりました。

何を質問されるんだろう・・・正社員の面接なんてあまりに久しぶりすぎてドキドキしながら面接に向かったことを今でも覚えています。
面接をしてくださった店長さんがとても気さくな方で、少し心が和んだことを覚えています。
面接では履歴書には書いていない自分の現在の状況などをお話し、子供たちの学校行事には必ず出たい。
その際にお休みの振り替えなどできるかどうか、とにかく条件の部分はしっかり確認しまし
た。
これはわがままでただ自分の思い通りに働きたい。ということではなく最低限の働くうえで譲れない条件面での確認です。
面接でなかなか聞きづらいこともありますが、この部分はとても重要なところだと思います。
遠慮して聞かずにスルーしてしまったら入社してすぐにやっぱり違うとなります。
そうならないためにここでの遠慮は逆に必要ないかと思っています。
面接
のあとは筆記試験がありました。一通り終了して後日連絡があるとのことで帰宅。
どっと疲れたことを覚えています。
二日後、お電話をいただき最終の社長面接に進むこととなりました。
社長面接、さらに緊張しましたが店長さんも同席されており和やかな空気の中で行ってくださったことを覚えています。
そして社長より面接の中で採用の

お返事をいただくことができました。

やっとスタート地点に立てた私。
ここからがスタートです。



 

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